三大秘法

 

 さてご信心といいますと、何れの信心をするにしても、必ず3つの条件が備わっていないといけません。
 
それは、1番目に「何を拝むのか」という信仰の対象です。
 
2番目に「何を目的とするのか」という道しるべです。
 
そして3番目に「どのように修行していくのか」という修行の仕方です。
 
そこで、お祖師さまの御書(法華取要抄)を拝見しますと
 
「問て曰く正像二千余年に竜樹(りゅうじゅ)・天台(てんだい)・伝教(でんきょう)の残したまえる所の秘法(ひほう)とは何物ぞや。
答えて曰く本門の本尊と戒檀(かいだん)と題目の五字也」
 
このように仰せです。
 
本門の本尊とは、私たちが拝む信仰の対象を示されたものです。
 
本門の戒壇とは、信心の道しるべ・戒律を示されたものです。
 
本門の題目とは、信心修行の仕方をしめされたものです。
 
この3点を宗旨の三秘といい、「三大秘法(さんだいひほう)」と称して、信仰上最も大切にしています。